飲み方次第で逆効果！甘酒ダイエット

日本の伝統的な発酵飲料甘酒。米と米麹、あるいは酒粕を原料として作られます。
その成分や栄養価から、甘酒がダイエットに与える影響について以下のポイントで説明します。

甘酒の種類とカロリー

甘酒は大きく分けて2種類あります。ダイエットに効果的なのは米麹甘酒です。

1. 米麹甘酒:
   • 砂糖を使用せず、自然の甘みを持っています。
   • 一般的なカロリーは約81キロカロリー/100ml。
2. 酒粕甘酒:
   • 酒粕と砂糖を使って作られます。
   • 一般的なカロリーは約110キロカロリー/100ml。

甘酒のダイエットへの良い影響

1. 栄養価の高さ:
   • 甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれ、ビタミンB群やアミノ酸、酵素、食物繊維などが豊富です。エネルギー代謝をサポートし、疲労回復や美肌効果が期待できます。
2. 腸内環境の改善:
   • 食物繊維やオリゴ糖が含まれており、腸内の善玉菌を増やし、消化を助け、便通を改善する効果があります。腸内環境が整うことで、代謝が向上し、ダイエットをサポートします。
3. 満腹感:
   • 甘酒は比較的濃厚で満腹感を得やすいため、間食や過食を防ぐのに役立ちます。

甘酒のダイエットへのネガティブな影響

1. カロリー摂取:
   • 甘酒は糖質が多いため、カロリーも高めです。特に酒粕甘酒は砂糖が加えられているため、カロリーが高くなります。米麹甘酒を選び、量に気をつけましょう
2. 糖質の影響:
   • 糖質が多い飲料であるため、血糖値の急上昇を引き起こす可能性があります。
     特にインスリン感受性が低い人や糖尿病予備軍の人は注意が必要です。

ダイエット中の甘酒の摂り方

1. 適量の摂取:
   • 1日に100〜200ml程度を目安に摂取するのが良いでしょう。
     カロリーや糖質の摂り過ぎを防ぐため、飲み過ぎには注意します。
2. タイミング:
   • 朝食代わりや間食として、エネルギー補給や満腹感を得るために摂取するのが
     効果的です。夕食後の摂取は避けましょう。
     
     

間食（補食）について

ところで、昼食から夕食までの時間はどれくらい空きますか？ 8時間以上空くのであれば夕方に補食とることがオススメです。夜遅くなるほど、時計遺伝子”BMAL1”の影響を受けて、エネルギー消費が低くなり、食べたものは蓄積されやすい傾向にあるからです。

また夕食から就寝まで4時間程時間が空くと、消化吸収が進み、夕食を消費する時間が生まれます。夕食後1時間を目安に軽くストレッチをするだけでも、血糖値の急上昇を抑えられ、脂肪として蓄積されるのを防ぐ効果を期待できます。理想は小腹が空いたな、の状態で寝ること。そうすることで寝ている間の脂肪燃焼が進み痩せやすい体質を手に入れることができます。

そのためには、19時ごろ夕食を摂るのが理想というわけです。なかなか実践することが、難しいという人は、夕方におむすびや甘酒といった糖質を摂っておき、帰宅後低脂質なタンパク質と野菜を摂取する生活を続けると痩せやくなります。

まとめ

今日は甘酒とダイエットについてお伝えしました。朝食代わり、間食としてエネルギー補給するのに、ちょうどいい甘酒。ぜひ適量を楽しんでください。